Zabbix監視データをGrafanaで美しくグラフ化したなど
2020/03/22
前回からの続きです。Zabbixの監視データをGrafanaでキレイにグラフ出力するための手順を紹介していきます。
目次
構成
・Linux 4.14.3-1.el6.elrepo.x86_64
・CentOS 6.9 (Final)
・Apache 2.4
・PHP 5.5.3
・Zabbix 3.0.18
・Grafana 5.2.1-1
Grafanaインストール
公式サイトにwget文が書いてありますので記載通りにインストールしていきます。
# cd ~
# wget https://s3-us-west-2.amazonaws.com/grafana-releases/release/grafana-5.2.1-1.x86_64.rpm
# yum localinstall grafana-5.2.1-1.x86_64.rpm
Grafana用のファイヤーウォールの穴あけが必要です。
tcp:3000
かんたんですね。
Grafana用Zabbixプラグインのインストール
こちらも公式サイト通りに進めます。
# grafana-cli plugins install alexanderzobnin-zabbix-app
インストールが終了したらGrafanaを起動させます。これでZabbixプラグインのインストールが完了です。
# /etc/rc.d/init.d/grafana-server
かんたんですね。
Zabbix側の設定
Grafana連携用のZabbixユーザを作成します。好きな名前でユーザを作成して下さい。
権限設定は監視データの読込専用にします。
Grafana側の設定
Webブラウザで以下にアクセスします。
http://Zabbixサーバアドレス:3000
Pluginページへ行き Zabbix をenable にします(画像ではUpdateのボタン)
次に、Configuration -> DataSourceに移動してAddボタンを押下し、Zabbixサーバの情報(色付き部)を入力します。
General
Name:Zabbix
Type:Zabbix
HTTP
URL:http://Zabbixサーバアドレス/zabbix/api_jsonrpc.php
Access:Server (default)
Zabbix API Details
Username:zabbix
Password:123456789
入力後は『Seve&Test』ボタンを押下してZabbixのバージョンが表示されればOKです。
Grafanaでグラフ出力
ここでDashboardに戻っても何も出力されません。N/Aと表示されます。
Zabbixの監視データを利用するには以下の操作が必要です。
Dashboard -> Manage に移動するとZabbixから取得できたデータを使ったサンプル?ダッシュボードがあります。
これを自分流にカスタムして使っていく感じです。良いGrafanaライフを!