【悲報】長年Webブラウザ首位だったIE、ついにChromeに明け渡す

2016/06/16

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ついにIEのシェアがChromeに抜かれました。GWなのか各メディアは取り上げてませんが個人的には大ニュースです。

 

目次

上がったChrome、下がったIE

IE (インターネットエクスプローラ) はWindowsシリーズの標準ブラウザとして搭載され今日まで利用されていました。最近は『Microsoft Edge』として名前を変えてWindows10に搭載されたみたいですが私は使っていません。

そんな中、日本経済新聞社さんがこの『ネット・アプリケーションズ』の調査結果をまとめていましたので引用します。

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【シリコンバレー=小川義也】パソコン用のインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)市場で、米グーグルの「クローム」が米マイクロソフトの「インター ネット・エクスプローラー(IE)」を抜いて首位になった。IEは基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の標準ブラウザーとして1990年代末から首位を維 持してきたが、2008年に登場したクロームに逆転を許した。米調査会社ネット・アプリケーションズによると、4月の世界シェアはクロームが41.66%で、41.35%のIEを上回った。同社の調査ではIEの事実上の後継として「ウィンドウズ10」に標準搭載した新型ブラウザー「エッジ」のシェアはIEに含まれている。

via 日本経済新聞

上のグラフを見るとわかりますが、Chromeは常に上がっています。逆にIEは常にシェアが下がってます。ちなみにFirefoxも下がり始めました

SafariやOperaのシェアはほとんど変化していません。固定層のファンがいますからね。オペラ最強伝説なんて言葉もあります。

これはIEとFirefoxユーザがChromeに乗り換えた結果だと思います。最近Chromeに乗り換えた人多いんじゃないでしょうか。

今後のWeb業界では、標準WebブラウザがChromeに変わると思います。シェアの低いブラウザを標準としてしまうと、多数のChromeで表示崩れが発生することになりますから。
IEだけで動作確認を行ってきたWebサービス屋さんはこれからかなり大変だと思います。

 

 

裏側:どうしてIEのシェアは下がったのか

Chromeが上がった原因ではなくIEが下がった原因を考えてみようと思います。

結論から言ってしまうと『愛されてない』からだと思います。愛されない理由を3つに絞ってみました。

  • IE起動に時間がかかり、起動中はブラウズ性能がすごく落ちる
  • 表示崩れの問題がずっと放置されている
  • いつも利用者の希望とは反対の方向へ進化して使いにくくなる

どうですか?共感いただけますでしょうか。

この『愛されない』状態のまま、新しいブラウザとして『Microsoft Edge』がリリースされました。古いIEはMicrosoftからのサポートが打ち切られることになります。

だからこれを機に他のWebブラウザへ乗り換えよう!という意識が生まれてChromeのシェアが上がったのだと思います。



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