MacからESXiへ移行!VMware Fusionで使用していた仮想マシンをESXi 5.1へ移行する方法
2016/06/17
VMware Fusionで使用していた仮想マシンをESXi 5.1へ移行する方法を紹介します。
基本的には以下の流れで移行していきます。
めちゃくちゃ簡単なので説明は少なめにします。
- MacにVMware OVF Tool を導入して.ovfファイルに変換
- vSphere ClientからOVFデプロイ
- インポート設定
MacにVMware OVF Tool を導入して.ovfファイルに変換
.vmdkと.vmxファイルをそのまま ESXi のデータストアにコピーして移行しても良いのですが、
そのまま移行すると、.vmdkのディスク形式が「シックプロビジョニング」で設定されてしまいます。
「シックプロビジョニング」とは「事前にディスク容量を確保する」形式です。
みんな大好き「Thin Provision」にするにはOVFデプロイする必要があります。
OVF Toolを以下のURLからダウンロードしてMacにインストールしてください。
VMware - OVF Tool
※ダウンロードには My VMware ID が必要です。
使用方法はコマンドラインで操作します。ターミナルを起動して以下のコマンドを入力し実行します。
仮想マシンのパスは適宜、使用者の環境に合わせて変更してください。
/Applications/VMware\ OVF\ Tool/ovftool /コピーしたい仮想マシン名.vmx /出力したい仮想マシン名.ovf
vSphere ClientからOVFデプロイ
vSphereにログインします。
メニューバーより「ファイル」-> 「OVFファイルのデプロイ」をクリック。
以下の画面が表示されます。
後は「次へ」をクリックしていきます。

メニューバーより「ファイル」-> 「OVFファイルのデプロイ」をクリック。
以下の画面が表示されます。
後は「次へ」をクリックしていきます。

インポート設定
ディスクのフォーマット設定の画面まできたら、
「シンプロビジョニング」を選択します。
あとはVMware Fusion時代の設定が引き継がれていますので、 そのまま完了させて下さい。 インポート時の設定方法についてはこちらのサイトが参考になると思います。 via りなっくすなう。