HULFT開発元、セゾン情報システムズが年間売上の半分を損失!その訳は?
2016/06/16
かなり衝撃的なニュースが舞い込んできた!
業界では有名な「HULFT」を開発しているセゾン情報システムズが年間売上の半分を損失することが発生!一体何が起きてこうなったのかと今後の対応について調べてみた!
目次
巨額の損失になった訳
セゾン情報システムズの年間売上は約300億円に対して150億円の損失。僕みたいなサラリーマンに換算すると年収の半分近くを失うことになる!とんでもないことだ!
一体何があったのだろう?ITproさんが詳細な記事を載せていたので引用させていただく。
クレディセゾン側の説明によれば、日本IBMなどに発注した本体と周辺システムの開発は完了済み。だが、セゾン情報に発注した「帳票・外部インタ フェースシステム」の部分が未完成であるため、システム全体を利用できない状況。セゾン情報担当部分の開発遅延のため全体が使えない状況について責任を問うために損害賠償を求めた。via ITPro
セゾン情報システムが担当していた部分の完成が間に合わず、またシステムを使う人向けのインターフェースを担当していたたためにシステム全体が利用できない状況になっていたようだ。
今後の対応について
未完成のインターフェースの部分については、遅延のまま開発が続けられるそうだ。
2017年3月期にシステム稼動を目標にするとのこと。
また、これを受けてセゾン情報システムズは以下の会社の財務を立て直す計画をしているようだ。
- リストラ(全従業員716人のうち6%にあたる50人分の早期退職を募集)
- 70億円もの借金
残された従業員666人で70億円もの借金を返済していく厳しい将来が待っている。
ただ主力商品である「HULFT」は黒字だそうなので、これをさらに発展させていく方針とのこと。