iOS 9.3で確認された不具合と復旧策まとめ

2016/04/30

目次

公開中止されたiOS9.3

最近iOS 9.3がリリースされましたが複数の不具合が出て公開中止となりました。
最悪なのは、デバイスを使用することができなくなるレベルに発展してしまっています。
まだiOS9.3にアップデートをされていない場合は控えた方が良いと思います。
修正版リリース時にどの不具合が修正されたのか確認するために、
これまでに報告されている大きな不具合をまとめておこうと思います。

不具合1

iOS 9.3へアップデートした一部のiPhone/iPadがアクティベート出来なくなる問題

【症状】
iOS 9.3へアップデート後に「iPhone をアクティベートします」画面に表示されるが、
ログインするApple ID が
現在使用している Apple ID と異なっていて
パスワードがわからずアクティベートできない。

【回避策】
以下のApple公式に回避策がありますので確認して下さい。(要iTunes or iCloud)
ログイン先のAppleIDを変更する対応になります。

iOS 9.3 をインストール後、iPhone、iPad、または iPod touch をアクティベーションできない
一部の iOS デバイス (iPhone 5s 以前や iPad Air 以前) を iOS 9.3 にアップデートすると、ソフトウェア・アップデートの一環として、そのデバイスを設定するために使用した Apple ID とパスワードの入力が必要になることがあります。パスワードを忘れてしまった場合やサインインできない場合は、以下の方法をお試しください。

iOS 9.3 をインストール後、iPhone、iPad、または iPod touch をアクティベーションできない

 

不具合2

iOS 9.3アップデート後、SafariでリンクをクリックするとSafariが操作不能になる

【症状】
SafariであるURLをクリックすると直後にフリーズ。画面スクロール不可になり操作不能となる。
あるURLとは、JavaScriptが使用されている一部のウェブサイトの模様。
Safariだけではなく、
アプリ内のURLをタップしたときのSafari遷移時などSafariを使用したウェブ閲覧時にも発生。

 

【回避策】
以下のApple Support CommunitiesよりSafariのJavaScriptをオフにすることにより回避できるようです。
ただ、JavaScriptを使用したウェブサイトについては動作に影響が出てしまいます。
SafariのJavaScript をオフにする方法はこちら

 

不具合3

iOS 9.3へアップデートしたiPad2 (GSMモデル)がアクティベート出来なくなる問題

【症状】
iOS 9.3へアップデート後、iPad上に「アクティベーションサーバが一時的に利用できないため、
「この iPad をアクティベーションできませんでした」という
メッセージが表示されアクティベートが進められなくなる。

【回避策】
この不具合が修正された新しい iOS9.3(iOS 9.3 Build 13E236) を使用してiPadの復元が必要です。
以下のApple公式に手順が記載されておりますので確認下さい。

iPad 2 (GSM モデル) をアクティベーションできないというメッセージが表示される場合は、以下の方法をお試しください。
iOS 9.3 へアップデート後、iPad 2 (GSM モデル) をアクティベーションできない

追記 2016.04.28

更新が遅れてしまって申し訳ありません。
上記の不具合についてはiOS 9.3.1で修正されました。該当する方はアップデートすることによって解決します。

ss01

 



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