【データ復元】Data Recovery Wizard for Macを使ってみた
今回は EaseUS の Tei様よりソフトウェアレビューのご依頼を頂いたので、恐縮ながら初レビューしてみます。最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
目次
どんなソフト?
今回は Data Recovery Wizard for Mac というデータ復元ソフトで、以下の特徴があります。素人でも容易に使いこなせるソフトウェア設計思想はとても嬉しいですね。
- スキャン -> プレビュー -> 復元 極めて簡単な三歩で、素人でも容易に使いこなせる。
- 通常スキャン、ディープスキャン―二種の復元モードが提供されており、いろんな場面に対応するのができる。
- ファイルタイプ、名称、作成日により検索範囲を縮小することで、時間を節約
- 高いスキャンスピード。
via EaseUS.com
削除 -> 復元 -> 確認を試してみる
簡単に手順を説明ながらやってみます。今回は以下の手順で復元を試してみました。
- 復元対象 (ftp_backup_20170514.tar.gz) をMacのデスクトップ上にコピー
- これを削除 (ゴミ箱を空に)
- Data Recovery Wizard for Mac を使用してデータ復元
- tar.gz 形式を解凍して中身を確認
それではやってみます。
1. 復元対象をMacのデスクトップ上にコピー
そのままです。こんな感じでコピーしました。
2. これを削除 (ゴミ箱を空に)
そして、このファイルを削除します。ゴミ箱も空にしました。
3. Data Recovery Wizard for Mac を使用してデータ復元
Data Recovery Wizard for Mac を起動してデータを復元してみます。手早くインストールして起動させた時のトップ画面がこれです。
とりあえず「All types」を選択して復元対象となるデバイスを選択します。今回は「MacintoshHD」を選択。
スキャンが始まりわりとすぐ完了しました。256GB SSDのフルスキャンが10分程度で終わりました。残り40秒あたりのスキャン進捗画面が以下になります。めちゃくちゃスキャンが早いです。
スキャンが完了すると復元できるファイルが一覧化されます。復元したいファイルが確認できたので復元します。
復元処理は数秒で完了しました。復元先は「/Volumes/TimeHD/tmp」にしました。SNSシェアボタンがあるのが意外です笑
復元先をFinderで確認してみます。問題なく保存されているみたいです。
tar.gz 形式を解凍して中身を確認
最後にtar.gzを解凍して、アーカイブ内のファイルが正常に閲覧できるか確認してみます。以下の画像を見てもらえばわかりますが正常に解凍できました。
最後に
今回は無料版を試用してみました。公式サイトを確認すると2GBのファイルサイズまでは無料ライセンスで使い続けることができます。有料ライセンスの場合は2GBの制限が解除され、各種サポートが利用できるようになります。
対応するファイルシステムが多彩です。「HFS+、HFS X、FAT (FAT16とFAT32)、exFAT、NTFS」となっているのでWindowsで使用しているデバイスもMac版で復元できるのが便利ですね。