【WWDC2016】利用者目線で見るApp Store変更まとめ [月額課金・検索広告]

2016/06/16

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WWDC直前ですが、ITmediaさんでApp Storeの大幅な機能追加と新しい支払いモデルのアプリが許容されるというニュースをゲットしたので紹介します。

目次

変更その1 審査時間の短縮

ITmediaさんでは、以下の様に紹介されていました。

App Storeに加えられる3つの改善――林信行がフィル・シラーにインタビュー

App Storeの1つ目の改善点「アプリ審査の改善」では、この審査期間を審査のプロセスそのものを見直して最適化し、審査に使用するツールを改善し、スタッフの見直しを行うとで、「審査の質を落とさずに大幅に短縮した」という。

via ITmedia

このように通常一週間ほどかかっていた、『アプリ審査』の期間が48時間以内にほぼ完了できるという改善が行われたようです。
審査に必要なツールとスタッフの見直しを行って実現したと書かれていますが、アプリ開発者によってはかなり助かります。

 

利用者目線で考えると、以下のメリットが考えられます。

  • 新しいアプリの広告を見てもiPhone版だけ「cooming soon」のガッカリ感がなくなる
  • アプリのアップデートも超早く配信される

 

変更その2 月額課金

ITmediaさんでは、以下の様に紹介されていました。

App Storeに加えられる3つの改善――林信行がフィル・シラーにインタビュー

これまで、iOSでは映像/音楽の配信アプリ、ニュース配信アプリ、そしてオンラインストレージなどのクラウドサービス用のアプリでしか月額課金を行わないという開発者向けルールがあった。しかし、今回の変更により、実質的にこうしたジャンルによる縛りがなくなり、ゲームなどほとんどのカテゴリーの製品で月額課金ビジネスの展開が可能になる。

via ITmedia

ついに登場しました月額課金制。特に雑誌/メディア系、ナビゲーション系、ゲーム系には待ち焦がれた制度だと思います。
特定にアプリを利用するには毎月一定額を支払い続ける必要になります。

 

利用者目線で考えると、以下のメリットが考えられます。

  • 『パズドラの魔道石』に代表される『ゲームプレイ継続用アイテム』を買う必要がなくなる
  •  日本では種類がアプリ数が少なかったジャンル『雑誌/メディア』が充実するチャンス
  • 『AppleMusic』に類似した定期課金で見放題、使い放題のアプリが充実するチャンス

 

変更その3 アプリの見つけ方

App Storeに加えられる3つの改善――林信行がフィル・シラーにインタビュー

AppleはTwitterなどのソーシャルメディアを通してアプリ情報の発信も行っている。だが、アプリの発見性をさらに高めるべく、秋ごろからさらにいくつかの新施策を始める。

検索広告は、ユーザーの65%がアプリを検索してダウンロードしている、という実績に基づいて企画されたもので、検索をiOS次期バージョンからはApp Storeでキーワード検索をすると、検索結果の一番上に「広告」であることを明示した青文字のラベルを伴ってアプリ名が表示される。

via ITmedia

3つ目の変更ポイントは『アプリの見つけ方』です。

記事にある通り、AppStore上でキーワード検索を行った時、画面上部に『アプリの広告』が表示されるようになります。
この『アプリの広告』はアプリ開発者がAppleへ出稿料を支払って掲載するもの。なので、当ページのような広告ではないようです。
また、13歳以下のユーザには広告が表示されないみたいです。

 

利用者目線で考えると、以下のメリットが考えられます。

  • 本当に自分が気に入ったアプリが見つかるかも(人気だから仕方なくDLとかなくなる
  • 人気『アプリ』ではなく、人気『アプリ開発者』でアプリを選ぶことが可能になる
  • 知人友人に自分の好きなアプリを気軽に紹介する方法が増える

 



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